THE KILLING シーズン2-13話「私が知っていること」のネタバレ感想

ドラマ:「THE KILLING ~闇に眠る美少女 シーズン2」をHuluで見ています。




今回は13話「私が知っていること」のあらすじとネタバレ感想です。
いよいよシーズン2の最終話です。

犯人は? 選挙の結果は? どんな最後になる??
意味深なタイトルですが、毎回なるほどですね。



回想シーンからスタート。

あの事件のあった日、ラーセン一家はキャンプに行く予定だった。
だがロージーは不参加で「次は必ず行くから」弟達に言う。

ロージーはじっと家族の様子を見つめる。




・・・・ロージーは家をでることを決意していたんですよね。
学校のパーティーに出て、そして、カジノの夜景を見て、広い世界へと・・・・


リッチモンドが呼びだされたのは、ジェイミーの祖父。
彼は言う
「こいつ(ジェイミー)は大嘘つきだ。誰の足がなくなったって? あの少女が殺された夜のことも知っている。あの日どこにいたのかもな!」





ジェイミーは「相手にしないでいい」とリッチモンドの車いすを無理やり押して出て行く。


・・・・おじいさんはジェイミーのアリバイを提供し、自分の面倒を見ることを条件にしていたんですね。というか、脅しですね。・・・・


リンデンたちはジェイミー確保に乗り出す。
が、見つからないので広域手配をかける。





ジェイミーは祖父の話でリッチモンドに嘘がバレたと悟ったのか、市役所の選挙事務所へとリッチモンドを連れだす。
「やりましたよ! 勝ったんです! これからすべてが始まります!」
嬉しそうに夢を語り始める。

しかし、リッチモンドは表情を崩さずに、「あの夜何があった?」と問い詰める。
「あれは仕方なかったんです」とジェイミーの告白が始まる。




・・・・前半でもう犯人の告白が始まるとは・・・・


エイムス夫は自分の会社が欲しかった(テリーといっしょになる)
ジャクソンは権益の拡大が欲しかった(臨海地域にカジノを建てたい)

という思惑をジェイミーは知ることができた。
だから、臨海地域に先住民の骨を埋めることを計画し、エイムスがヤネクの手下を手配した。

ところが、たまたま警官が手下を逮捕したことから、企みに危険性が出て、急遽、カジノのホテル10階に集まることに。
午前1時。(この時にロージーはアレクシーに電話した)

「大丈夫」とジェイミーが2人に力説。




その後、エイムス、ジャクソンと時間差で降りて行き、最後にジェイミーが出ようとした時に、ロージーの携帯が鳴る。
(アレクシーからのコールバックか)

その音でジェイミーがロージーを発見。ロージーが動揺し、カメラを落とす。





ジェイミーは撮られたと思ったのか、慌ててなんとかしようとするがロージーが暴れる。
そのはずみで、ロージーが木材の角に頭を打ち付け、昏倒する。
この時に、市役所のカードキーを落とす。


ロージーが死んだと思ったジェイミーは、車でロージーを連れていき、例のガソリンスタンドでロージーが逃げ出す。
暗い森を逃げるロージーを執拗に追いかけるジェイミー。

ロージーを捕まえる。




「すべてのあなたのためです。ぼくだって、やりたくなかった。やらなきゃならない時にはやる。いつだってぼくはそうしてきた」
その場を去ろうとするリッチモンドにジェイミーは必死に訴える。手にはピストルが。

「理想主義者になりたかったら木でも植えたらいい。真のリーダーになりたかったら、自分の手も汚さないと。ぼくはもうあなたのかわりは嫌だ」
『少女を殺した最低の屑野郎め! そのせいで、ぼくの足はこうなった!』

「それはあなたが弱かったからだ!!」




「この選挙で最大の成功は、有権者を欺き、あなたを立派に見せたことだ!!」
「妻を殺したのもあなただ! 自分が脚光を浴びたかったからだ! あなたはそういう人間なんだ」


「これこそ始まりです。州知事、上院議員、そして大統領になる。ここからです。ダレン。本当の自分というものを理解すれば頂点を極められる」



リンデン、ホールダー、グウェンが駆けつける。
銃を降ろせと警告が飛ぶが、ジェイミーは「信じていますよ。市長」と銃口をリンデンたちに向ける。




倒れるジェイミー。撃ったのはホールダ。
弾丸は入っていなかった。


・・・・いやあ、すごい迫力がありました。
10年間、リッチモンドを支え続けたジェイミーの本音が爆発しましたね。

近くで見てきたからこそ、リッチモンドのリーダーとして不足している点や表と裏の顔がよく見えたんですよね。
善人ぶるから自分がやらないといけないのもあったわけで。

まあ、たしかに、ドラマ中ではリッチモンドはあまりいい人には見えなかったですね。
ここまで26回。長い長い旅でしたが、あの日のことが見事につじつまが合います。

とはいえ、まだ半分も行ってませんね。気になる・・・・



翌日。

リッチモンドはジェイミーの件で記者会見をするとグウェンに伝える。
アダムスはリッチモンドに当選おめでとうと言う
リッチモンドは「ここから変えていく」と宣言する。





リッチモンドは妻の墓参りをし、グウェンに「前に進もうと思う」と伝える。



警察署には、連行されたアダムス、ジャクソンがいたが、2人を罪に問うのは難しい状況。
「途中だった。最後まで聞いていない」リンデンはまだスッキリしない。

カールソンは「もう十分だ。よくやった」とねぎらいの言葉をかける。
が、「ジェイミーは午前3時にエイムスに電話をかけている。手伝ったはずだ。それにテールランプが壊れたタクシーも見つかっていない」


・・・・そうなんです。まだ、解消できていない点があるんです。最後の最後まで、リンデンはすごいですね・・・・



犯人逮捕をことを、スタン達に伝えにリンデンとホールダーは伝えに行く。

ミッチは改心して、前に進もうと引っ越しに前向きになり、新居を見に行く。子どもたちは新居に大喜び。
スタン家は引っ越しの準備に追われていた。

2人が着くと、テリーだけがいた。「スタン達はいない。ちょっと待っていて」と場を離れる。
そして、リンデンは発見する。




テリーの車はテールランプが壊れていた。
この瞬間にすべてがつながった。


リンデンとホールダーがテリーの部屋に行くと、テリーはうなだれていた。
「あなたは事件の現場にいた」リンデンが話しかける。





ロージーを殺せなかったジェイミーは、エイムスを呼び出した。
この時に、港からテリーが湖にエイムスを送っていたのだった。

ジェイミーは「ヤネクに頼めばいい」と汚い仕事はギャングへ。
それに対しエイムスは「私はやりたくない。手を引く」と拒否。

「いや、やるんだ。あんたは自分の会社が持てるんだ!」と粘る。
「やりたくない。妻とやり直す」と拒否。
ひたすらに続く。





こうした押し問答を遠くで聞いていたテリー。
エイムスはこのままでは私を捨ててしまう、問題の人物を殺せば彼は私に恩を感じて一緒になれると考え、車のエンジンを掛け湖に突き落とす。


車が湖に静かに沈んでいく。その時、トランクから「助けて!!!」と叫び声が何度も何度も響く。そして、車は完全に沈む。





スタンとミッチがリンデンたちのところにやってきて、一部始終を知る。
テリーは2人に「知らなかったの。ロージーだって知らなかったの」と泣き叫ぶ。

「姉さん、許して。。。。知らなかったの。知らなかったの」と泣き崩れる


・・・・最後の最後でしびれましたわ。。。誰もが殺人をするつもりはなかったのに、そうなってしまった。。。
テリーには、エイムスが妻とやり直すと言ったのが響いたんですね。

テリーは事件の真相というか、自分がロージーを殺してしまった罪悪感とずっと戦っていたんですね。
最初の頃、ヤクをやっていたシーンがあったような気がします。

ちょっと前の回で、テリーがロージーの遺体写真を見ましたよね。あれは相当ショックだったはずです。
そして、そこまでやったのにエイムスには裏切られたわけで、あの時の衝撃は相当なものだったんでしょうね。
・・・・



その後。何日経ったかは不明ですが、市長となったリッチモンドの計らいでジャクソン、エイムスは釈放され、リッチモンドが目指す制作メンバーとして呼ばれていた。
このことを知らなかったグウェンは呆然とその様子を見つめる。




・・・・完全に、「えっ?」でしたよね。
おそらく多くの視聴者はリッチモンドを応援していたのに、最後の最後でこうなるのはおかしいじゃんって。

ジェイミーが言ったようにリッチモンドは悪い人だったのかもしれませんし。
彼が最後に行った「市長、信じていますよ」の言葉はこのことを指していたのかもしれません。

10年間使えて来たジェイミーの言葉に、リッチモンドは「前に進む」といったのかも。
それに、今のタイミングであれば、市に大きな影響力を持つエイムスとジャクソンを味方に引き入れることができます。

彼が何を考えているかはわかりませんが。・・・・



鑑識に回っていたロージーのテープが帰っきて、スタン家に返却。
一家がそれをみると、それはロージーや家族の映像とともにロージーがメッセージを送ったものだった。

「私が知っていること」

世界が広いこと。
私は自分の願いを知っている。
世界のすべてを見たい。

ママが望んだように。
行き先は知らない。

でも、ついたら必ず知らせる
トミーとデニー、ママとパパ、愛している。



一家は涙する。


そして、リンデンとホールダーはラーセン家のそばに車を止めていた。
ホールダーに仲間から仕事の電話が入る。空港で事件のようだ。

ところが、リンデンは無言で車を降りる。ホールダーは「連絡くれよ。相棒なんだから」と言う。
リンデンは歩き出す。

(終)


いやあーーー終わりました。
そういえば、ロージーのことをずっと追いかけていましたが、全然知りませんでしたよね。

家出少女でちょっと理解不明でと勝手な想像をふくらませていましたが、ビデオで見る少女はほがらかで、世界を見たいとワクワクしている少女にしか見えませんでした。
家をでるのは家族のことが嫌いなわけではなく、世界へ出てみたいと言う衝動だったのだなと。

とてもいいビデオでした。
少女はいなくなり、テリーは殺人犯となり、一家にとって最悪の出来事でしたが、このビデオの存在が救いになったのかなと。
また、ミッチもスタンも前に進もうと一歩を踏み出しましたしね。


気になるのは、リンデン。
事件解決から、一言もしゃべらずに終わってしまいました。

最後のホールダーの声かけも微妙でした。精神がまいった?
そういうこともないでしょう。

シーズン2が終わって、3がどうなるかわからないので、とりあえずしゃべらずに様子見なのではないかと思いましたが、果たしてどうでしょうか。
リンデンを追い回していた人物がカジノのロベルタだったのでしょうか。
実はこれがシーズン3を制作するときの伏線ではないかと考えています。



最後にシーズンを通しての感想を書いておきます。
2シーズン26話で解決ということで、長かったですね。
1は結構大変で・・・後半にならないと面白みが出てきませんでした。

2は面白く見ることができました。トータルで言うと、「見てよかった」です。


事件の真相は至ってシンプルだったような気もします。
相手が権力者であって捜査妨害がたくさん入った点が混乱のもと。

テリーは自責の念に駆られる約4週間でしたが、さっさといえば事件解決で、スタンが犯罪を犯さず、ベルコは死なずと身内が傷つくこともなかったんですがね。
それでも恋人のマイケルのことが諦めきれなかったというのが、ポイントです。


人も殺せないジェイミーが、殺人に関与しながらも選挙運動を立ちまわるという驚異的な胆力を発揮もすごいですね。
10年間この日のためにやってきたという思いが動かしたんでしょうね。
でも、最後はリッチモンドにぶちまけるように、爆発しちゃいました。


リッチモンドは表と裏の顔が激しかったですね。
女性関係ではボーソレイユで女性を買っていたわけですし、数々の女性とのスキャンダルもありました。
発信力のある部分が政治家としての強みで、市長になってどうなるのかなと不安も最後でした。

ボーソレイユ関連で情報をくれた女性が消えましたが、あの演出は一体何だったんでしょうかね。


ドラマの魅力は「成長」にあると思いますが、この観点で言えばホールダーですね。
最初はただのジャンキー警官で、好き勝手に暴れるだけでしたが、リンデンのツンツンでずいぶん成長しました。

洞察力の点ではリンデンには及びませんが、安定感も行動力もあり、リンデンを支えましたね。
リンデンはどんどん精神的に追いつめられていき、なんだかなという展開。

脚本がとてもよく出来ていました。
信念を持って行動し続けることが大事だなと、当たり前ですけど、実感させられるドラマでした。

最後のロージーのビデオでほっこりと終わることができてよかったなと。実際にも問題は山積みですがね。
でも、こういう演出って大切ですよね。


THE KILLINGについて調べてみると、シーズン1で完結しなかったことから、2の視聴率は回復せずに打ち切りになったようです。
そこからどたばたがあって3が12話で復活。
4は6話で復活という感じのようです。

3はHuluにありましたし、4は2015年に放映のようですから、そのうちHuluに追加されるかもしれませんね。楽しみにしつつ。
3もこのまま見ようかなと思いつつ。では!

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